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#生成AI #リテール #AIエージェント
2026年3月3日(火)~6日(金)に東京ビッグサイトで開催された「リテールテックJAPAN 2026(以下RTJ)」にて、リテール業界向けのAIエージェントのデモを展示しました。
1月末に開催されたSCビジネスフェアでも当社のAIエージェントのデモを展示しました。SCビジネスフェアとRTJでは思考ロジックの異なるものを展示しています。
ユースケースが変わると思考ロジックも変わる
AIエージェントの思考ロジックを開発する際、どのようなユースケースで誰がどんな使い方をしたいかという点も重要になってきます。今回RTJで展示したAIエージェントは、とあるスーパーの、とある店舗の、分析業務はあまり得意としていない店長が自店の分析をするというユースケースを想定して開発しました。
分析業務なんてやったことがない、あるいは得意じゃないユーザーにとって、どのようなサポートのあり方だと助けになるのか?というのを想像し、今回のAIエージェントの思考ロジックは「分析を一歩ずつ補助する」という特徴を組み込んでいます。
分析が苦手な人をサポートする思考ロジック
具体的にはどういうことなのかをデモの画面でご紹介します。


「パスタの売上が悪い。品揃えの問題か調べたい。」とユーザーが入力すると、「どのような切り口で分析しますか?」とAIエージェントが質問を返します。それに対しユーザーは、「どんな切り口で分析していいかわからないから一旦全体像を見たい」と返しています。全体像を見ると言っても様々な切り口での把握の仕方がありますが、AIエージェントが例として代表的な三つの切り口での可視化を提示しています。
全体像をざっくりと見た後、下記の画像のように、ユーザーはそのうちの一つのグラフに気になった情報を見つけ、「ここから読み取れることは?」「客層は?」と質問を重ねています。

「一歩ずつ補助する」という特徴を組み込んでいると前述しました。イメージとしては、データサイエンティストが店長の分析作業を伴走してあげるような感じです。「○○が変。どうしたらいい?」と突然聞かれても、誰だって答えに困りますよね。なので「まずは現状がどうなってるか調べてみましょう。この中だとどれが気になりますか?こういう見方もできますよ。」と、ざっくりした情報をもとに様々な角度で質問を重ね、問題を分解・深堀りし、最終的にどうやら原因はここだったと辿り着くプロセスになるよう設計しています。
思考ロジックにも様々なパターンがある
一方でSCビジネスフェアのデモは、ズバッと一発で答えを返してくるようなモデルで開発しています。ショッピングセンター向けの展示会という背景も鑑み、高度な分析業務を行っている企業様の来場も多いだろうと想定してそのような思考ロジックにしてみました。

このように、思考ロジックにも様々なパターンがあります。企業文化や業界慣習のほか、どんなユーザーなのか、どんなユースケースなのか、使う人を把握して設計することも重要です。
ジャイナミクスではお客様の環境に最適なカタチで、AIエージェント以外にも様々なAIおよびデータ利活用のサービスをご提供します。ちょっとデモを見てみたい、話を軽く聞いてみたいなど、お気軽にお声がけください。
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