2026年10月30日、東京工科大学 コンピュータサイエンス学部の細野 繁教授をお招きし、「AIエージェント時代の価値共創と企業変革 -サービスシステムデザインから次世代バリューネットワークへ-」と題した特別講演を開催しました。
講演は対面とオンラインを併用したハイブリッド形式で実施され、ジャイナミクスおよび東芝テック関係者が参加しました。

AIエージェントと人が協働する、新たな価値共創へ
生成AIの進化により、AIの活用は「質問に回答する」「業務を支援する」という段階から、自ら情報を探索し、分析・提案を行うAIエージェントへと広がりつつあります。
今回の講演では、こうした技術の進展を背景に、AIを単なる業務効率化のためのツールとして捉えるのではなく、人・組織・データ・AIが連携し、新たな価値を生み出す「サービスシステム」として設計していく考え方についてご紹介いただきました。
また、AIエージェントにすべての判断を委ねるのではなく、AIが情報の探索や比較、提案を担い、人が目的や優先順位を定め、例外への対応や最終的な判断・責任を担うなど、「人とAIの役割分担」を明確にすることの重要性についても解説いただきました。
さらに、人と複数のAIエージェントが協働する「Agentic Store」、将来の複数シナリオを比較する「Retail Digital Twin」、企業の枠を越えてAIエージェント同士が連携する「Agentic Value Network」など、AIエージェントの社会実装が今後どのように発展していく可能性があるかについても、具体的な構想を交えてお話しいただきました。
講師紹介
細野 繁教授は、東京工科大学 コンピュータサイエンス学部教授、同大学片柳研究所 AIテクノロジーセンター長を務められています。
日本電気株式会社を経て東京工科大学に着任され、サービスシステムデザインやAIエージェント、人とAIの協働などに関する研究に取り組まれています。
おわりに
ご多忙の中、貴重なご講演をいただきました細野 繁教授に心より感謝申し上げます。
AIエージェントの活用が急速に広がる中、人とAIがそれぞれの役割を生かしながら協働し、新たな価値を生み出していくというお話は、今後のAI活用を考える上で大変興味深く、多くの示唆をいただく内容となりました。
ジャイナミクスでは今後も、大学・研究機関との連携を通じて最先端技術や新たな知見の探索を進めるとともに、人とAIが協働して新たな価値を創出するAIエージェントの社会実装に向けた取り組みを進めてまいります。
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